“見えない力”と私たちの世界――宇宙と私たちの根源をめぐる旅
私たちの体は細胞でできており、その奥には分子、原子、そして「素粒子」が存在します。
では、その素粒子のさらに奥には、一体何があるのでしょうか?
“意識”とはただの脳の働きなのでしょうか?
それとも、宇宙そのものとつながっているのでしょうか?

この問いは、「私たちは何者か?」「意識とはどこから来たのか?」という、科学と哲学、そしてスピリチュアルの境界を超えたテーマへとつながっていきます。
素粒子は、物質をつくるフェルミオンと、力を伝えるボソンに分類されます。
しかし現代物理学では、これらは粒ではなく、極小の「ひも(弦)」が振動する状態にすぎないという超弦理論が注目されています。
つまり、宇宙の根源は“振動”だというのです。
では、その“振動”を生み出しているものとは何か?
ある日、私はその答えを予感させるような出来事を体験しました。
私の夫は、かつての戦争で数百個もの小さな破片を体内に残したまま生きていました。
中でも大きなものは、肋骨の内側、肺と心臓の間に6cm。そして脳内にも、2cmの破片が3つも残されていました。
医師たちは「手術は不可能に近い」と言い、6cmの破片については、「50歳までに心臓か肺に刺さって命を落とす」と警告しました。
また、脳にある破片によって「記憶を失う可能性も高い」と告げられ、未来への希望は完全に絶たれていたのです。
ところがその後、医療も手術も一切受けていないにもかかわらず、体内の破片たちに“奇跡”が起こりました。
6cmの破片は、肺と心臓をかすめるように体内を移動し、やがて外科的に取り出せる場所にまで近づいていたのです。
さらに脳内の破片も、神経組織が絡み合う形で完全に固定され、医師が警告していた「記憶喪失」のリスクは消え去っていました。
それは、まるで “あり得ない何か” が働いたかのようでした。
──夫は、私と出逢ったことで「50歳で死ぬ」という決意を覆し、未来にもう一度、希望を持とうと心に決めていたのです。
私の知らないところで、彼はある行動を密かに続けていました。
それは、仕事場の裏にある高さ3mの木に毎晩よじ登り、ある“意識”を持ちながら、木の上から地面へ向かってジャンプを繰り返すというものでした。
毎晩、何度も何度も。
その行為は、やがてブーツの底をすり減らし、一足が使い物にならなくなるほどに繰り返されていたそうです。
やがてある日、彼の体は大きく反応します。
肛門、耳、口から大量出血し、救急搬送されました。
3日間、昏睡状態が続いた後、目を覚ました彼に、医師はある“信じがたい事実”を告げたのです。
レントゲン写真には、体内の破片が「右に移動し、左に曲がり…」というように、心臓や肺を避けるような形でお腹の横まで移動してきた痕跡が、はっきりと写っていたのです。
それは、わずか1ミリでもずれていたら命を落としていたという破片が、まるで意思を持っているかのように、安全なルートを選んで移動してきたことを示していました。
科学では説明できないこの出来事を前に、私はこう思いました。

もしかすると、意識こそが、ありえない現実を動かす原動力なのではないか?
意識が振動を生み、振動が素粒子となり、素粒子が物質を、物質が現実を形づくっていく――。
もしこれが真実なら、私たちは単なる受け身の存在ではなく、
この宇宙の「創造者」でもあるのです。
どうか、あなた自身の中にある“意識”に、いま一度耳を澄ませてみてください。
そこから、新しい宇宙との対話が始まるかもしれません。
あなたは、どう思いますか?

▶ 実はこのテーマには、まだまだ続きがあります。
次回は、
「“想い”が現実を動かすとしたら?」――引き寄せと量子のはざまで。
意識がどのように現実に影響を与えるのか、実体験も交えて深掘りしていきます。
お楽しみに!