私たちは問題の渦中にいるとき、
「こんなの一生終わらないんじゃないか」
「私は不幸のどん底にいる」
そう思ってしまいます。
でも、よく考えてみてください。
――今までの人生で、同じように「もう終わりだ」と思ったこと、ありませんか?
私はありました。
アトピーで痒みに耐えられず、24時間体制で搔き続け血だらけになったこと。
血だらけならまだしも食べられない・眠れない・動けないの日々が続き、生きているのか死んでいるのか分からない日々を過ごしたこと…。
夫が暴れて、食器が何枚も飛んで割れたり、夫が暴れたことで壁がボコボコに穴が開いたこと…。
心がズタズタになり、「出口が見えない迷宮に迷い込んだかも」と本気で思った日もありました。
でも今、その出来事を振り返ると――
「あの時があったから、今の私がいる」と心から言えるのです。
そして不思議なことに、
そのときは本当に「地獄」だと思っていたのに、時間が経つと全部「笑える思い出」になっている。
「むしろ、この体験…将来ネタに使える!」(笑)
アトピーでは、人生でこれほど集中して“無心に掻いた”ことは二度とないことでしょう(笑)。
朝、目を覚ますと血に染まったシーツ――それはもう、現代アートを毎日鑑賞しているようなものでした(笑)。
夫が暴れたときも、最終的には元特殊部隊の人を目の前にしてブルース・リーのようにポーズを構えて立ち向かう私がいました(笑)。
ここで私が大切にしている言葉があります。
【越えられない課題はやってこない。なぜなら、私たちは“越えられる力”を持って生まれてきているから】
切り替えのヒント
切り替えとは、「無理に前向きになること」ではありません。
ただ、こんなふうに考えてみるだけでいいのです。
- この経験も、未来から見れば“思い出の一場面”になる
- 数年後の私が、この出来事を笑いながら話しているかもしれない
- 今は泣いているけど、未来の私は「あの頃はよく頑張ったね」と拍手してくれる
- この試練は“越えられるからこそ”今、目の前にあるんだ
実際、私のアトピーも、夫とのケンカも、時間が経てばすべて“笑えるネタ”になっています。
だから、もし今あなたが「もう無理だ」と思うほどの課題の中にいるなら、覚えておいてください。
【越えられない課題は、そもそもやってこない】
あなたが今向き合っている問題は、未来のあなたにとって“笑えるエピソード”になります。
今は苦しいかもしれません。
でも必ず未来のあなたが「乗り越えられた」と振り返る日がきます。
そしてそのとき初めて、今日の出来事の意味が分かるはずです。
だって、あの血まみれのシーツさえ――今では笑って話せるんですから。
そして気づいたんです。
人生の課題は、私たちを苦しめるためにあるのではなく、魂が成長していくための舞台装置なんだと。
その瞬間はつらくても、やがて私たちはそこから必ず何かを受け取り、次のステージへと進んでいきます。
だから安心してください。
今あなたが抱えている苦しみも、未来のあなたを輝かせるために用意された大切な一幕なのです。
どんな夜も、必ず朝が来る。
そして、その朝はあなたを新しい光へと導いてくれる。
どうか忘れないでください。
あなたは、どんな課題も越えていける力をすでに持って生まれてきているのですから。

